歯を抜けたままにしておくのは危険

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歯◎人の永久歯は・・・

人の永久歯(えいきゅうし)は、親知らずの歯を除いて、上下合わせて28本あります。

しかし、年を取るにつれて、歯周病や虫歯のために、歯が抜けてしまうことがあります。


厚生労働省の調査によると、70歳を過ぎた方の歯の平均本数は、20本を下回るとの結果が出ています。

そのため、最近では、歯の健康増進が注目されていて、80歳を過ぎても20本の歯を維持する「8020運動」が進められています。





◎40歳以降に多い

歯が抜けてしまうのは、40歳以降の方に多くなっています。

特に、歯周病(ししゅうびょう)は、年齢とともに進行して、40歳を過ぎた頃から急速に進行する傾向にあります。


そのため、歯科医院を定期的に受診しておらず、歯の点検や清掃を怠っている方は、急速に歯を失う可能性が高くなります。




◎もし、歯が抜けてしまうと・・・

もし歯が抜けてしまうと、食事をした際に、抜けた歯の両隣に大きな負担がかかってしまいます。

そのため、歯並びが崩れたり、噛み合わせが悪くなったりといった症状が出てきます。


また、歯が抜けた原因の歯周病を放置しておくことで、さらに、周りの歯までぐらついて抜けやすくなってしまいます。

そして、やがては、口の中の環境が悪化して、口臭が酷くなったり、食べ物がきちんと噛めなくなったりしてきます。


<歯が抜けた後の影響>


・歯並びが悪くなる

・噛み合わせが悪くなる

・口臭が酷くなる

・歯周病が悪化する

・表情が歪んでしまう

・発声が不明瞭になる

など






◎歯は日常生活にも影響

歯を抜けたままにしておくと、普段の食事や会話に大きな影響が現れてきます。

特に、高齢者の場合、家族や友人との外食や会話を楽しめなくなって、自宅に引きこもりがちになる方もいます。




◎部分入れ歯やブリッジを活用

歯が抜けてしまった場合には、部分入れ歯や人工歯を固定するブリッジなどを活用します。


例えば、部分入れ歯の場合、歯科医院で歯の型取りをしたあと、歯科技工士が1~2週間かけて、入れ歯を作製します。

そして、歯科医師が、実際に患者さんに部分入れ歯を装着してみて、付け具合や不具合などを微調整していきます。


一方、ブリッジの場合には、両隣の歯を人工歯の土台とするために、少し削っていきます。

そして、歯科医師が、患者さんにブリッジを装着して、両隣の歯に固定していきます。


なお、ブリッジは、健康な両隣の歯を削る必要があり、部分入れ歯よりも高価なため、まずは、費用の安い部分入れ歯を試してみることがお勧めです。




◎部分入れ歯の手入れに注意

部分入れ歯は、上手に手入れをしないと、口の中が傷つく原因となったり、細菌の住処になったりして、不衛生となることがあります。

そのため、部分入れ歯は、毎日取り外して手入れを行い、清潔さを保つのが大切となってきます。


<部分入れ歯の清掃の注意点>


・通常の歯ブラシではなく、入れ歯専用の歯ブラシを使う

・研磨剤の入っていない歯磨き粉を使う

・寝る前には、入れ歯を外して清潔な水に漬ける

・セルフケアだけでなく、歯科医院で定期的に点検や清掃を受ける

など



部分入れ歯は、樹脂部分が傷つきやすくなっています。

そのため、一般の歯ブラシではなく、入れ歯専用の歯ブラシを使用してブラッシングします。


また、研磨剤入りの歯磨き粉は、研磨剤が樹脂部分を傷つけ、臭いや雑菌の温床になる可能性があります。

そのため、研磨剤の入っていない歯磨き粉か、ただの流水で、部分入れ歯を磨くようにします。


なお、就寝前には、部分入れ歯を外して、清潔な水や除菌消臭効果のある洗浄水に漬けおきします。

因みに、部分入れ歯を使用したあとは、自覚症状が何もなくても、定期的に歯科医院を受診して、部分入れ歯や口腔内の点検や清掃を行ってもらうようにします。
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