暮らし雑学

豪雨災害時の浸水被害を軽減するコツ

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暮らし雑学◎ゲリラ豪雨や線状降水帯が多発

近年、地球温暖化の影響によるものか、ゲリラ豪雨や線状降水帯による浸水被害が相次いでいます。

このうち、ゲリラ豪雨では、短時間に狭い範囲の地域に集中して雨が降るため、低地(底地)での浸水や下水の逆流などの都市型浸水被害が起こりやすくなっています。


一方、線状降水帯では、長い時間、同じ地域に雨が降り続くため、降水量が多くなり、土砂災害や河川の増水、氾濫などが起こりやすくなっています。

これらの浸水被害から身を守るためには、日頃から、国土交通省(国交省)が発表しているハザードマップ土砂災害危険箇所を確認し、気象庁が発表する早期警戒情報大雨警報などに注意しておくことが大切です。


なお、台風の上陸しやすい地域では、昔から、浸水被害に対する知恵が活かされています。



<国土交通省のハザードマップ>


公式サイトのURLhttps://disaportal.gsi.go.jp/index.html






◎トイレの逆流対策

豪雨災害時には、河川から溢れ出た水が行き場をなくして、下水道管へ流れ込むことがあります。

すると、急激な水位の上昇によって、下水が逆流し、各ご家庭のトイレや風呂場、洗濯機などの排水口から、下水が噴き出ることがあります。


下水の逆流を防ぐためには、ビニール袋に水を入れた「水のう(水嚢)」が効果的となっています。

実際に、水のうを活用するには、40~50リットル用の大きめのビニール袋に、水を半分ぐらい(20~25リットル程度)入れて、ビニール袋の中に空気が残らないように、口を固く締めます。


なお、水のうは、プラスチック製の容器でも代用が可能です。

その場合、浮力によって容器が浮かないように、容器内の空気をできるだけ抜くことがポイントです。


因みに、雨が激しく降っているときに、排水口から「ゴボゴボ」と音が聞こえてきたら、逆流が始まったサインになります。

また、マンションの上位階であっても、下水の逆流は起こりえるため、排水口からの異音には注意が必要です。




◎玄関からの浸水対策

川や裏山に近いご家庭は、河川の氾濫や鉄砲水などによって、浸水被害が起きる可能性があります。

そのため、玄関前には、隙間ができないように「土のう(土嚢)」を並べて、水の浸入を防いだり、軽減させたりすることが大切です。


なお、土のうがない場合には、プランターやポリタンクなどをレジャーシートと合わせて用いることで、土のうの代用とすることができます。

その際には、プランターには土を入れて重石となるようにし、ポリタンクには、水を満水になるまで満たしてから、レジャーシートで包んで止水できるように並べます。


因みに、土のうは、ダンボールに入れたり、長い板で固定したりすると、その強度が増し、水の侵入を軽減させることができます。




◎床下収納からの浸水対策

床下まで浸水被害が及んだ場合、床下収納から室内へ水が溢れ出すことがあります。

そのため、床下収納の蓋が開かないように、重いものや水のうで重石をすることが大切です。


その場合には、水のうを詰めたダンボールや、本や雑誌などを載せた椅子を床下収納の蓋の上において、下からの水圧で床下収納の蓋が開かないようにします。

なお、床下収納の蓋の周囲をガムテープやビニールテープなどで塞ぐと、浸水の被害をさらに軽減することができます。




◎水害被害から家財を守る

水害被害に遭うと、大切な家財や自動車が傷ついたり、失ったりすることがあります。

これを防ぐためには、浸水被害が予想されたときに、大事な家財を2階や高台などの高い場所へ移すことが大切です。


具体的には、水に濡れると壊れやすい家電製品や重要書類、衣類などは、2階やタンスの上など、高いところへ上げます。

また、畳は、2階へ移動させるか、食卓のテーブルの上に重ねて載せておきます。


そして、自動車は、エンジン部分が水に浸かると壊れてしまうため、浸水被害が起きる前に、早めに高台などの安全な場所へ移動させておきます。

なお、自動車の移動が困難な場合には、縁石やブロックの上に前輪を載せて、エンジン部分だけでも浸水しないようにすることが大切です。
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