知っておきたい健康豆知識

良いかかりつけ医の見つけ方

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医療◎かかりつけ医とは・・・

かかりつけ医(personal doctor)とは、1993年に日本医師会が打ち出した考えで、地域医療の担い手となる主治医(attending physician)のことです。

このかかりつけ医は、治療のほかにも、患者さんの健康が続くように見守ってくれて、患者さんからの相談に何でも乗ってくれます。


なお、かかりつけ医は、プライマリ・ケア医(primary care physician)や家庭医、統合医と、その機能はほとんど同じになります。

因みに、このかかりつけ医は、アメリカでは家庭医と呼ばれ、イギリスでは一般医(GP)と呼ばれています。



<かかりつけ医>


定義:「何でも相談できる上、最新の医療情報を熟知し、必要な時は専門医療機関を紹介するなどの総合能力を有する医師」(日本医師会の定義)

診療科:どの専門医でも良く、訪問診療を行うかも問いません。

求められること:患者さんの側に立った医療を行えること、医療のみではなく、社会的ニーズにも対応できること、地域医療と連携していることなど。






◎かかりつけ医は、地域医療の中心

かかりつけ医は、地域医療の中心となる存在です。


例えば、かかりつけ医は、急に具合が悪くなった患者さんを診察し、過去の病気(既往歴)やアレルギー体質などの情報をもとに、薬を処方します。

また、かかりつけ医は、生活習慣病のある患者さんには、病状が悪化しないように、外来診療を通じて、健康管理を継続して行います。


なお、かかりつけ医が、訪問診療を行っている場合、患者さんの自宅を定期的に訪問し、床ずれの治療や誤嚥性肺炎を予防して、長期入院を防ぎます。




◎入院が必要な場合

かかりつけ医が入院加療の必要性を認めた場合、急性期病院へ入院の要請を行います。

しかし、患者さんの容態が急変した場合に、急性期病院の入院ベッドが一杯で空きがないこともあります。


その場合、かかりつけ医は、連携している他の病院へ入院要請を行い、受け持ちの患者さんが優先的に入院できるように手配をします。

なお、このような後方支援病院のネットワークは、各自治体や医師会によって、その体制整備が異なります。




◎専門医や副主治医への紹介

かかりつけ医は、より専門的な診療が必要と判断した場合、その病気に関して、詳しい知識を持つ医師へ患者さんを紹介します。

また、かかりつけ医の手が一杯で、患者さんへの対応ができない場合、かかりつけ医を支援する医師(副主治医)へ応援を依頼して、患者さんの診療がスムーズに行えるようにします。


なお、かかりつけ医は、患者さんに合併症が生じた場合も、別の専門医と相談しながら、適切な治療を行います。




◎良いかかりつけ医の見つけ方

近年は、病院と診療所の役割分担が明確化されてきています。

そのため、患者さんには、日頃から健康を管理してくれるかかりつけ医を見つけ、治療や健康相談を行っていくことが求められています。


ただし、患者さんに合ったかかりつけ医を探し出すのは、簡単なことではありません。

そこで、理想的なかかりつけ医を見つけるための幾つかのポイントをご紹介します。


<かかりつけ医の探し方>


診療科:掲げられている診療科の中で、最も得意な診療科が先に来ています。

学会認定:専門分野での学会の認定を受けている場合、最新の医療情報に通じています。

医師の対応:良い医師は、専門外の病気の場合、すぐに「専門外だから他の医療機関を紹介します」とは言いません。これは、病気が合併している場合があり、即断できないためになります。

検査の説明:検査をする目的やその必要性の説明が明確であり、検査結果を丁寧に解説してくれます。また、検査結果から、病気の可能性を指摘してくれます。

治療後の見通し:治療を開始したあと、その経過や治療期間について、見通しを説明してくれます。

スタッフの対応:受付の事務員や看護師、医療スタッフなどの対応が患者本位でなされています。

※避けるべき医師は、「患者さんの状況を気にしない」、「特定の治療法だけを勧める」、「診療時間が極めて短い」、「聴診器の当て方が雑」、「患者さんのほうを向いて話さない」などです。


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