舌の汚れは、口臭の一因

0 0
口臭◎口臭の主な原因は・・・

口臭(こうしゅう:bad breath)の主な原因は、歯磨きが上手にできておらず、食べかすが口の中に残ったままになっていることです。

また、虫歯や歯周病を放置しておくことも、臭いの原因となる揮発性硫化物(VSC:Volatile Sulfur Compounds)やアンモニア、アセトンなどの発生につながります。


なお、揮発性硫化物には、硫化水素やメチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなどの化学物質があり、卵の腐ったような口臭の原因物質になります。


口臭を予防するためには、しっかりと歯を磨いて、口の中を清潔に保つことが大切になります。

また、虫歯や歯周病がある場合には、歯科医院を受診して、きちんと治療を行います。


こうすることで、ほとんどの口臭を防ぐことができます。


◎意外な口臭原因

口臭の原因で見落としがちなのが、舌の汚れです。

この舌の汚れは、舌の上に真っ白な汚れがつく舌苔(ぜったい:coat of tongue)として現れます。


この舌苔は、口の中の粘膜が皮膚の垢と同じように剥がれ落ちて、舌の上に白く溜まって腐敗したものです。

そのため、舌苔には、粘膜のカスをエサとする様々な細菌が住みつき、口臭の原因となる物質が作り出されています。


なお、この舌苔は、食事の際に、食べ物をよく噛まないで食べていたり、食べ過ぎやお酒の飲みすぎなどの乱れた食生活を送っていたりすると増える傾向にあります。


また、舌苔は、胃が荒れると多く付着するようになります。

これは、体が胃の粘膜を急いで修復しようとして、消化管粘膜の再生を促し、口の中の粘膜もたくさん作り出されるからになります。


因みに、舌苔は、睡眠不足や喫煙、ドライマウス、発熱でも増える傾向にあり、体の状態によっては、褐色になることもあります。


◎舌苔をきれいするのは、ほどほどに・・・

舌苔が多く付着していて、口臭が気になる場合には、舌専用のブラシで掃除すると口臭を軽減させることができます。

また、舌の掃除に合わせて、歯磨きや洗口液での洗浄を行うと、その効果が高まります。


ただし、この舌苔は、本来、舌の表面を保護する役目を担っています。

そのため、舌苔を必要以上に取り除いくと、逆に、舌の表面が荒れる原因となり、舌苔がより厚くなったり、味覚異常が現れたりすることがあり、注意が必要です。


◎舌苔は、食生活や生活習慣の見直しのサイン

舌苔は、1回の食事で現れたものではなく、日頃の食生活や生活習慣が積み重なってできたものになります。

そのため、舌の汚れを見つけたら、口の中を清潔に保つために、食生活や生活習慣を見直すきっかけとします。


食事は、必ずよく噛んで食べるようにし、熱過ぎるものや辛過ぎるもの、しょっぱいものなどを控えるようにします。

また、アルコールの取り過ぎは、胃を荒らす原因となりますので、普段から摂生を心掛けるようにします。


そして、歯に挟まった食べかすは、毎食後に歯磨きを行うことできれいに洗い落とします。

さらに、虫歯や歯周病がある方は、きちんと歯科医院を受診して、治療を受けるようにします。


なお、口臭が気になる方は、口臭の度合いを数値で測れる装置がある歯科医院で、口臭チェックを受けることができます。
トップページに戻る
サイトマップ・記事一覧に戻る

0 Comments

There are no comments yet.

Leave a reply