健康豆知識

白血病の5年生存率が上昇中

治る病気へ・・・白血病(はっけつびょう)は、昔、「不治の病」と呼ばれていました。しかし、近年、白血病は、「治る病」へ変わりつつあります。というのも、白血病の治療法が、日々進化していて、新しい抗がん剤が次々に開発されているからになります。また、検査方法も進化していて、これまでの検査方法に加えて、複数の検査を組み合わせて、がんの種類に応じた治療が可能となってきています。最近では、白血病は、小児(0~1...

骨髄バンクにドナー登録できる人の条件

骨髄バンクとは・・・骨髄(こつずい)バンクとは、骨髄移植が必要な患者さんを治療するために、骨髄を提供してくれる方を広く募集して、患者さんとドナー(提供者)との架け橋となってくれる団体のことです。この団体は、正式には、「日本骨髄バンク(JMDP)」といい、白血病や重症再生不良性貧血などの病気で、血液を作る細胞に異常が生じた患者さんへ、骨髄移植(BMT:Bone Marrow Transplantation)という治療法を提供していま...

溶血により流れ出るヘモグロビン

溶血とは・・・溶血(hemolysis、hematolysis)とは、赤血球が破壊されることを意味する言葉です。しかし、赤血球は、毎日、全赤血球の1/120ずつ破壊されているため、通常、溶血という言葉は、健康な方よりも赤血球の破壊が亢進している場合に用います。赤血球の寿命は、約120日となっています。赤血球は、老化が進むと変形能が低下していき、赤脾髄の索で補足されて破壊(溶血)処理されます。なお、この赤脾髄の索におけ...

ヘモグロビンA1cと血糖値の関係

ヘモグロビンとは・・・ヘモグロビン(Hb:hemoglobin)とは、赤血球中に含まれている物質で、酸素分子(O2)と結びつく性質を持っている蛋白質になります。このヘモグロビンは、分子量約6万7000で、4つのサブユニット(四量体)で構成されています。ヒトの場合、ヘモグロビンのサブユニットを構成するグロビン(globin)には、α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)、ε(エプシロン)、ζ(ゼータ)鎖の分子...

年齢とともに出てくる循環器系の病気

循環器とは・・・循環器(じゅんかんき)とは、血液の流れを作り出す心臓と、その血液を通す管である血管系を合わせた器官のことをいいます。この循環器系の中心的役割を果たす心臓は、血液を全身に送り出すポンプの働きをしています。そして、心臓によって送り出された血液は、全身に張り巡らされた血管内を巡って、体の隅々まで酸素と栄養を運んでいます。一般に、循環器は、年を重ねるごとに衰えやすくなるほか、動脈硬化によっ...

クレアチンキナーゼの異常で考えられる疾患

クレアチンキナーゼとは・・・クレアチンキナーゼ(CK:creatine kinase)とは、エネルギーの産生や貯蔵の際に行われるATPとADPの化学反応を触媒するリン酸転移酵素(EC2.7.3.2)のことです。このクレアチンキナーゼは、骨格筋や心筋、平滑筋、脳などの細胞に多く存在しています。なお、以前は、クレアチンキナーゼのことを、クレアチンホスホキナーゼ(CPK:creatine phosphokinase)と呼んでいました。クレアチンキナーゼの生理...