膵嚢胞は、早期発見が可能

◎膵嚢胞とは・・・膵嚢胞(pancreatic cyst)とは、膵臓の中やその周辺に、体液や血液などが溜まってできた袋状の構造物のことを言います。この膵嚢胞は、病理組織学的には、仮性膵嚢胞と真性膵嚢胞に分けられます。このうち、仮性膵嚢胞は、急性膵炎や慢性膵炎、膵外傷などが原因となって生じたものになります。この仮性膵嚢胞は、膵臓内やその周囲組織に膵液や血液が漏れて、そのまま吸収されずに、肉芽組織に包まれてできます。...

再発が多い憩室出血

◎憩室出血とは・・・憩室出血とは、大腸の壁の一部が窪み、外側(体内側)に飛び出した憩室(diverticulum)から出血する症状のことを言います。この憩室出血は、憩室の表面にある細かい血管から出血するため、痛みを伴わないことも多くなっています。また、憩室からの出血は、大腸へのちょっとした刺激で始まることが多い一方、出血する血管が細いため、血が自然に止まることもあります。ただし、憩室自体にも、腸に栄養を送る動...

糞便移植療法②

◎注目を集める腸内フローラ近年、腸内フローラ(腸内細菌叢)は、様々な疾患に関わりがあり、「これまでの医学の常識を変えるかもしれない」と、世界中の注目を集めています。また、腸内フローラは、これまでは原因不明で治療法がなく、難病とされてきた様々な疾患の治療に役立てられるとも期待されている新しい医療分野でもあります。現在、世界中で、腸内フローラの研究が日進月歩で進められていて、腸内フローラと人体との関わ...

糞便移植療法①

◎糞便移植療法とは・・・糞便移植療法(糞便微生物移植療法:fecal microbiota transplantation:FMT)とは、健康な方の腸内フローラ(腸内細菌叢)を患者さんの腸内へ移植する治療法です。この糞便移植療法は、腸内フローラの乱れが原因で、さまざまな症状が現れている患者さんに対して行われます。実際の治療では、健康な方の腸内フローラを患者さんの大腸の中へ注入して、患者さんの腸内フローラを正常化させて、疾患を治療して...

胃や大腸の内視鏡検査後の食事

◎胃や大腸の内視鏡検査後の食事胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査後の食事は、消化がよい食材や食品を良く噛んでゆっくりと食べることが大切です。これは、検査前の絶食や下剤の服用によって、胃腸の機能が衰えているためになります。そのため、検査直後の刺激性の食べ物は、胃腸に過度な負担を掛けてしまい、吐き気や胸やけ、下痢、便秘などの症状を引き起こすことがあります。特に、カレーやスパイスの効いた肉料理のほか、揚げ物や...